2010年10月18日月曜日

19.妊娠中の便秘について

赤ちゃんがお腹の中にいる時、むやみに動けませんよね。

かといってうんちを出さないわけにはいきません^^;

妊娠時は黄体ホルモンが増加するため、便の回数が減少する傾向あります。

また、大腸での水と電解質の吸収が高まるので、便が硬くなりやすくなってしまうのです。

強力な便秘薬をむやみに飲んだりして、お腹の中にいる赤ちゃんに何か影響があったらどうしよう!と思う心理的な事から、便秘になっている方もいるようです。

そんな時は何が良いのかをまとめてみました。



1,朝、昼、晩、排便に良い食べ物を摂取する

今までご紹介してきた食物繊維・ビフィズス菌などを含んだ食べ物が腸にとってとても大切な栄養になります。(玄米・納豆・黒豆・きな粉・ヨーグルト・青汁・プルーン・海藻類・りんご・バナナなど)
次回お話しするオリゴ糖もとても良い食品なので試してみてもいいと思います。
食べ物は赤ちゃんのエネルギーにもなります。
片寄った食事をなるべく控え、朝、昼、晩バランスの良い食事を心がけましょう。


2.温かい飲み物を沢山摂取する

赤ちゃんがお腹にいない時でも大抵の方はお腹が冷えています。
ご自宅の家の冷蔵庫温度はとても冷えてはいませんか?
せめて赤ちゃんのいる時は、キンキンに冷えた飲み物ではなく、常温や温かい飲み物をなるべく摂ってあげてください。
温かい水分を摂取する事でお通じの通りが良くなります。


3.規則正しい生活を送る

当たり前の事ですが、頻繁に夜更かしをしたり、朝起きるのが適当だと身体の調子が悪くなったりしてしまいます。
特に妊娠中は気を使い、規則正しい生活を送りましょう。


4.適度な運動を心がける

妊娠中の激しい運動はダメですが、ストレッチ、散歩など簡単な運動をできるだけ行なうようにしましょう。
身体を動かす事によって、妊娠中の便秘を軽減する効果や出産時に使う筋肉などを鍛える効果があるので1日30分目安にやるのが良いでしょう。
しかし無理は禁物です。休みならがらゆっくり体操をしていきましょう。


このように普通の規則正しい生活を送ることで、極度な便秘を和らげる働きがあります。

それでも便秘が治らないという方は、産婦人科でご相談すると妊娠中でも使用できる便秘薬などが処方されますよ^^

また、市販の薬でも使用して良いかどうかは、かかりつけの病院や薬局等で電話などでご相談して下さい。

皆さんにとって可愛い赤ちゃんが生まれる事を心より願っています!

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